スポーツドリンクの落とし穴

【CureHeal通信 第387号】2018/9/18

スポーツドリンクは 運動によって消費されるエネルギーや発汗によって失われる水分やミネラルを効率よく補うために作られた飲み物。

とても身体に良さそうなイメージですね。

 

でも果たしてそうなのでしょうか。

そこに落とし穴があることをあなたはご存知ですか?


 

最近のスポーツドリンクは 味をよくするために大量の白砂糖が使われています。

・ポカリスエット(糖濃度6.5%)
・アクエリアス(同6%)

500ccのペットボトル1本で30g(スティックシュガー10本分)の砂糖です。

1日に摂取していい砂糖の量は体重60Kgの大人で30g。

スポーツドリンクを1本飲んだだけで1日分に達してしまいます。


【CureHeal通信 第371号】ドリンクに含まれる糖分 (2018/7/24)


 

そもそも身体にいち早く吸収されるように出来ているドリンクですから、当然、血液中に一気に糖分が吸収されて血糖値が急上昇。

そのため、急性糖尿病のリスクが上がるとの指摘もあります。

 

砂糖ならまだましです。

もっとタチが悪いのは 商品によってはアスパルテームスクラロースなどの人工甘味料が使われていたりするという点です。

さらに 添加物問題もあります。

あなたが飲むスポーツドリンクに、以下のような表示はありませんか?

・果糖ブドウ糖液糖
・塩化Na
・クエン酸Na
・香料
・アルギニン
・塩化K
・硫酸Mg
・乳酸Ca
・酸化防止剤(ビタミンC)
・イソロイシン
・バリン
・ロイシン
・調味料(アミノ酸)

 

化学合成物のオンパレードではありませんか?

これらを摂取していいものでしょうか?

 

それぞれのものがどんなものかわかって飲んでいますか?

ネットで調べればすぐにわかるので、成分のひとつひとつを調べてみてから飲んでくださいね。

 

身体にいいというイメージが先行して 子どもに日常的に与える親もいるようで、スポーツドリンクの飲み過ぎで虫歯になる子どもや脚気になる子どもが離乳期を中心に増えているという報告もあります。(糖分の分解にビタミンB1が必須。脚気の原因はビタミンB1不足。)

 

母親は責任重大です。

本当の事実をきちんと知るべきです。

 

良かれと思って飲んでいて逆に身体に深刻なダメージを与えているとしたら本末転倒ですね。

なので、 選ぶ商品・飲み方には気を付けましょう。

 

スポーツドリンクが本当に必要なのは 夏場の激しい運動などで脱水症状を起こしそうな時です。

どうしても飲みたい場合は、

水で薄めて飲む(味はよくないでしょうけど)

そのうえで
何日かに分けて飲む

というのはいかがでしょうか。

 

でも、スポーツドリンクよりも甘酒がおすすめです。

甘酒は『飲む点滴』

日本が誇る優秀な発酵ドリンク☆

 

前回『野菜ジュースを健康のためと思って飲んでいる場合は甘酒に切り替えましょうジュースの代わりに甘酒を…』とお伝えしましたが、スポーツドリンクも同じです。

 

『スポーツドリンクが健康にいい』とオススメする人がいるようなのですが、健康のためにスポーツドリンクを飲むのであれば、甘酒に切り替えましょう
(※ 牛乳を毎日飲んでる人も甘酒に切り替えたほうが良いです。)

 

米麹とお米と保温装置(ポットやヨーグルトーメーカー)があれば簡単に作れますので、手作りもおすすめです。

作るのは面倒というかたは、買う時はシンプルに『米、米こうじ』または『麹、塩』と表記されているものを選びましょう。

これ以外になんだかんだ入っているのはお勧めしません。(PH調整剤が入っているのはNG)

 

比較的どこででも手に入りやすいのは森永の甘酒です。


 

イメージ先行でなにげなく選ばないようにしましょう。

スポーツドリンクの落とし穴を知ったうえで選択してください。

 

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