手は愛

【CureHeal通信 第599号】2020/9/30

前回は『皮膚を癒すことは心を癒すこと』というお話をお届けしました。

やさしく触れられると誰でも気持ちがいいですよね。
私たちはそのように作られているのです。

ではどのようなタッチが一番心地いいのでしょうか。


指圧やあん摩は強い圧をかけますが、脳が『快』を感じるのは5gタッチと言われています。

5gというと、相当弱い力です。
キッチンスケールに指を置いて見ると、5gがいかに微弱な力加減かがわかります。

この微細な刺激が脳に『快』を感じさせるのです。

(私は皮膚を引っ張るメソッドを使って施術をさせていただいていますが、できればここに到達したいと思っています)

触れる側からすると、触れる時の力が弱ければ弱いほど、『愛』『慈愛』の気持ちが芽生えます。丁寧に集中して行う必要があるから。

強い刺激は乱暴になりがち。
荒く、粗く、なってしまいます。

そうではなく、
微細で緻密、そして丁寧な、やさしい刺激で、お身体に触れさせていただきたいと思っています。

手は『愛』

モノを持つ時、モノを扱う時も、愛情を持って接するとあなたの立ち居振る舞いが変わってくると思います。

ちょっとそこに思いを巡らせてみてくださいね。


ドアを占める時、モノを動かす時、モノを置く時、やさしい気持ちで慈しむように扱ってみましょう。

手は『愛』


家族に接する時、パートナーと触れ合う時、この言葉を思い出してみてくださいね。



横浜 Salon CureHeal 整膚セラピスト
堀紀久美
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