ゴムの跡がついていませんか

【CureHeal通信 第477号】2019/7/30

サロン整膚の施術をさせていただく中で最近特に強く感じることがあります。

それは…

下着によってクライアントさんの身体が強く締め付けられている』ということ。

 

いまご自分のお腹をちょっと見てみてください。

ゴムの跡がついていませんか?

男性のかた、ご自分の足首・ふくらはぎを見てください。

靴下のゴムの跡がついていませんか。

女性のみなさん、肩にブラの紐の跡がついていませんか?

アンダーバストの部分が赤くなっていませんか?

 


跡がついているということは『押され続けて』『血行障害が起きている』ということです。

血流だけでなく、リンパの流れ、氣の流れも阻害されている証拠です。

 

中医学の考え方によると、私たちの体内で『氣』『血』『水』が滞りなく流れていれば病気は起こらないのです。

 

でもどうでしょうか。

今の私たちの衣服は氣血水の滞りを招くものが多いですね。

・下着のゴム
・パジャマのズボンのゴム
・ブラのワイヤー
・ガードル
・補正下着

などなど、身体を締め付けるものばかりです。

 

問題は、押された部分だけでなく全身の血流にも影響が及ぶ点です。

もし今、あなたが腰痛・肩こり・全身倦怠感でつらい生活を送っているとしたら、着衣によって身体を締め付けていないかどうかをチェックしてみてください。


私たちは子供の頃からあたりまえのようにゴムの下着をつけているので、ゴムが健康上悪い影響を与えているとは思いもよらないかもしれません。

 

ゆるいゴムでさえも血行は阻害されるのです。(←ここ大事!)

身体に跡が残るようなきついゴムはなおさらです。

ガードルや補正下着はもっと悪いですね。

 


日中は難しいとしても、せめて睡眠中は締めつけないものを着用するようにしてみてください。

できることなら、着用『しない』ほうが良いです。

(※ 特に男性機能でお悩みを抱えているかたにはおすすめ)

 

睡眠中の血行障害は深刻です。

いっさい身体を締め付けるものがない状態で毎日眠れば、身体が良い方向に変わること間違いなしです。

(身体にトラブルを抱えている人は試しに1ヶ月、夜中だけでも裸族になってみてはいかがでしょうか。)

 

また、寝る前に、日中締め付けられていた箇所をセルフ整膚でやさしくひっぱってあげると良いでしょう。


締め付けは血行不良の大きな原因

このことを知っていただきたいと強く思います。

 

どうか ご自分の身体に下着の跡がつきにくい生活をめざしてください。

そういう意味では、昔の日本男児が着用していたフンドシは素晴らしいですよね。

ゴムと違って紐や布は血行障害を起こしにくいから。

このことが見直されて、最近は現代版のふんどしパンツやひもパンツも発売されているようです。

私はまだ挑戦したことないのですが、興味津々です(笑)



横浜 Salon CureHeal 整膚セラピスト
堀紀久美
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