お酢注意報

【CureHeal通信 第605号】2020/10/21

あなたはお酢は好きですか?
お酢はとてもヘルシーなイメージがありますよね。

でも落とし穴があります! 
歯が溶けてしまうのです。


「酸蝕歯(さんしょくし」

口腔内が酸に長時間さらされると、歯の表面を覆っているエナメル質が溶け出してしまいます。

pH値が5.5以下のものは要注意!

・炭酸飲料:pH2.2~2.9 
・果汁飲料:pH4.0前後
・黒酢:pH3.1 

ビールもpH5.0以下だそうですよ〜。
だらだらとビールを飲んでいると歯が脆くなり欠けやすくなります。 ><

柑橘系果物も…

・レモン:pH2.1 
・グレープフルーツ:pH3.2 
・オレンジ・ミカン:pH3.5~3.6 

酢を使ったドレッシングも要注意です(pH3.1~4.0)

牛乳や麦茶はpH6.0程度(中性)
ということで、酸蝕歯のリスクはほとんどありません。


酸度の高いものを口にした時には、すぐにお水やお茶で流すようにすると、歯の表面が侵蝕されるリスクが減っていきます。

食べ方飲み方に工夫をすれば良いということですね。

お酢系ドリンクや炭酸飲料を飲んだらあまり間をあけずに

ようにしましょう。

赤ワインも注意が必要とのこと。


私が初めて「もしかしたらお酢のせいかも?」と思った実体験は10年ほど前。

そして最近も知覚過敏で歯がしみると思ったら、歯科の先生に「この溶け方はお酢のせいだよ」と言われました。

断面が黒くなっていないので虫歯ではないとのことです。

虫歯でなくても歯をダメにしてしまう大きな原因が酸蝕歯。

最初に気づくのは知覚過敏です。
知覚過敏になったら放置せずに酸蝕歯を疑ってみてください。

以上、お酢注意報でした。



横浜 Salon CureHeal 整膚セラピスト
堀紀久美
メールマガジン無料登録

いいね:

[Tag]