漫然とぶくぶくしてませんか?
【CureHeal通信 第608号】2020/11/1
第605号から続いている『歯を守ろうシリーズ』
今日はその最終回です。
《これまでの記事》
あなたはうがいは得意ですか?
「え?うがいに得意も不得意もあるの?」
と思われたかもしれませんが、ただ漫然とうがいをしているのとちょっと意識するのとでは全然違ってきます。
普通は、口に水を含んで全体的にぶくぶくしますよね。
私も長いこと、そのようにしてきました。
でもそれでは汚れや歯磨き粉はあまり取れないのです。
ポイントは
・少量の水で
・エリアに分けて
・当てる場所を意識して
行うということ。
おちょこ一杯くらいの少量の水を口に含み、
(1)上の歯の裏
(2)下の歯の裏
(3)右の歯の裏
(4)左の歯の裏
というように分けて、強く当てる意識でぶくぶくします。
ジェット水流を起こすイメージ。
(1)右上
(2)左上
(3)右下
(4)左下
というエリア分けでも良いです。
以前、183号で『食後すぐに歯を磨くとエナメル質をダメにするリスクが高まる』というお話をお届けしました。
食直後は歯磨きではなく高速ぶくぶくうがいを行うのが良いでしょう。
(どうしても歯磨きをしたいかたは、30分から1時間後に!)
・食材に含まれる糖分や酢分を放置することでエナメル質が溶けてしまう
・でも食直後に磨くとさらにエナメル質が溶ける
・強くゴシゴシ磨くことでエナメル質が削れる
これらの問題をすべて解決するのが高速ぶくぶくうがいです。
この方法でぶくぶくすると口の周りの筋肉が鍛えられるのが感じ取れます。
表情筋を刺激するので、ほうれい線対策にもなります☆
私が長年続けてきたうがいの方法を変えるきっかけとなったのは、1年ほど前、本屋でたまたま立ち読みした本です。
タイトルは忘れてしまいましたが、これだったような気がします。
↓↓↓
歯科医が考案 毒出しうがい
照山裕子 (著)
口腔内の健康は全身の健康状態と密接に関わっています。(特に脳!)
あなたがもし歯のケアに自信がない場合は是非読んで実行してみてください。
外出先などでペットボトルのお茶を持っていたら、そのお茶でうがいをするのも効果的ですね。
ぶくぶくのあと、ガラガラうがいもするとコロナやインフルエンザ対策にもなります。
うがいのスキルを高めて、あなたの歯そしてあなたの全身の健康状態をアップさせましょう!
横浜 Salon CureHeal 整膚セラピスト
堀紀久美