片鼻呼吸をしてみよう
【CureHeal通信 第15号】2015/2/21
片鼻呼吸というのを聞いたことありますか。
アーユルヴェーダやヨガに詳しい人は日々実践していると思いますが、片鼻呼吸法というのは、左右の鼻の穴を指で交互に押さえて片方の鼻ずつ呼吸を行う方法です。
左右の鼻孔から交互に呼吸することで右脳と左脳が活性化され、自律神経系(副交感神経と交感神経)のバランスが取れてくるのです。
右脳 → 副交感神経、女性的エネルギーなどを司る(左鼻呼吸で活性化)
左脳 → 交感神経、男性的エネルギーなどを司る(右鼻呼吸で活性化)
片鼻呼吸をすると普段の無意識の呼吸の時よりも脳に十分な酸素を送ることができ、その結果として脳の働きもよくなるとのことです。
認知症の予防や頭痛の改善にも効果ありそうですね。
- パターン1:
左で吐く→左から吸う
右で吐く→右から吸う
(を繰り返す) - パターン2
左で吐く→右から吸う
右で吐く→左から吸う
(を繰り返す)
実際にやってみるとわかるのですが、片鼻呼吸をしていると心が落ち着きます。
瞑想しているような感じになります。
ストレスフルな現代を生きるわたしたちは、毎日、心と身体をニュートラルな状態に戻すことが大切です。
なので、朝起きた時、夜寝る前、気持ちが動揺した時などにこれを思い出してやってみてください。
ストレスなしで生活できている幸せな人も是非ためしてみてください。
もっと健康になれるでしょう。
片鼻呼吸をする時の手の添え方はいろいろとあるようなのですが、私はあまり深く考えず押さえやすい指で片方ずつ小鼻を押さえています。
また、1呼吸あたりの秒数も自分のペースで少しずつ伸ばしていけばいいと思います。
3分から5分続けていると心がすっかり落ち着きます。