最初に選ぶサプリ

サプリメント

【CureHeal通信 第242号】2017/4/29

この記事を読んでくださっているみなさんの中には、サプリを飲んでいるかた、これから飲もうかなと思っているかた、いま全く飲んでいないしこれからも飲むつもりはないというかた、などなど、いろんなかたがいらっしゃると思います。

前回は、今サプリを飲んでいるかたに対して、そのサプリがいいものか悪いものかを簡単に判別する方法をお伝えしました。

サプリの見分け方

 


巷にはあふれるほどの種類&あふれるほどの数のサプリが存在しています。

 

ビタミン、鉄分、カルシウム、亜鉛、コエンザイム、ルテイン、イソフラボン、ローヤルゼリー、プロポリス、青汁、クロレラ、ビール酵母、カテキン、セサミン、食物繊維、コラーゲン、プロテイン、DHA,EPA、乳酸菌   etc … 



サプリを飲む場合、いろんな基準で成分を検討すると思いますが、たとえば、前回お伝えした「水に溶ける」という判定ポイントをクリアしているものを飲んだとしましょう。

 

そのサプリは実験通り、胃の中でもちゃんと溶けて腸に送り込まれます。

ただ、有効成分が無事小腸に送り込まれたとしても、腸の柔毛から吸収されないかぎり「身体に取り込まれた」ことにはなりません

せっせと飲んでも腸で吸収されなかったら全く意味がありませんね。

 

ということは…

「腸の吸収能力が高い状態でないと、どんなにいいサプリメントを飲んだとしても体内に吸収されずに排出されてしまう」のです。

 

つまり、腸内環境を整えることが一番大事なのです。

 

これは私が何年もかけて勉強してきた中で到達したひとつの結論です。

展示会などで各メーカーの説明を聞いていると、それぞれがとても良く思えて、いったいどれを選べばいいのか本当にわからなくなってしまいます。

 

でも「どんないい成分が含まれているか」よりも「体内にきちんと吸収されるかどうか」が大事なのです。

そのキーワードは「」なのです。

腸は吸収を司ると同時に免疫力の70%を担っている大事な器官でもあります。

つまり、サプリを選ぼうとした場合、腸内環境を整えるサプリを選ぶことが最初のステップなのです。

 

腸を整えることで、普段の食事で摂取した栄養素の吸収率も高まります。

また、他のサプリを飲んでいる場合、そのサプリの吸収率も上がるので、相乗効果が期待出来ます。

 

腸内環境に関しては、バックナンバーをご覧いただければと思います。

【CureHeal通信 第72号】腸をかわいがる (2015/9/8)

【CureHeal通信 第81号】善玉菌優位?悪玉菌優位? (2015/10/10)

【CureHeal通信 第82号】良い乳酸菌の条件: Part 1 (2015/10/13)

【CureHeal通信 第83号】良い乳酸菌の条件: Part 2 (2015/10/17)

【CureHeal通信 第84号】アトピーは腸から攻めろ! (2015/10/20)

【CureHeal通信 第85号】腸内環境悪化は美容の大敵 (2015/10/24)

 

腸内環境改善サプリはたくさんあります。

でも、乳酸菌サプリを飲むよりももっと理にかなっていて安価で効果があるのは
– 断食(腸を休ませる)
– 少食(腸を酷使しない)
– グルテンフリー(腸壁に傷をつけない)

です。

 

《参考》

【CureHeal通信 第167号】腸はぬか床(2016/8/9)

【CureHeal通信 第168号】グルテンフリー (2016/8/13)

【CureHeal通信 第175号】小麦には強い中毒性が! (2016/9/6)

【CureHeal通信 第212号】1日15時間以上の空腹時間を作る  (2017/1/14)

【CureHeal通信 第214号】花粉症対策にグルテンフリー (2017/1/21)

「追加」の発想よりも「そぎ落とし」のほうがオススメです。

あなたが一番しっくりくる方法を選んでくださいね。

メールマガジン無料登録

いいね:

[Tag]




コメントを残す