足の指を伸ばそう!
【CureHeal通信 第4号】2015/1/13
きくち体操というものをご存知ですか。
考案者の菊池和子さんは今は多分80歳を越えていると思うのですが、今でも現役でたくさんの教室で教えていらっしゃいます。
私は10年以上前からこの体操が気になっていて、隣駅に教室があるのを知っているものの、残念ながらまだ参加したことがありません。
でもその代わりに本(1冊)とDVD(1枚)を買いました。その中で私が一番の「きも」だと感じているものを今日はお伝えしたいと思います。
タイトルにも書いた「足の指を伸ばす」です。
足の指って丸まっていませんか?
特に女性はパンプスで外側の指が内側に曲がりやすく、さらに、薬指と小指が上方向にキュっと盛り上がりやすいですよね。指の腹が床につかずに浮いてる状態になっていないでしょうか。
施術でお身体を触らせていただいているとやはり女性にこの状態のかたが多いように思います。
私自身もそうです。
菊地さん曰く…
足の指が縮んだまま固まっていると、その筋肉は十分に機能できなくなり、ふんばる力が弱くなってしまいます。
人間の身体は全体が密接に関係しているので、機能が低下した指につながる上部の筋肉も衰えていき、骨盤のゆがみが引き起こされます。
足先だけの問題にとどまらないので、日々のケアでしっかり伸ばしておくことが大事ですよー。ということです。
普段の生活の中で足の指を伸ばしてあげる時間をとることはなかなかないと思いますが、お風呂の中で、またはお風呂あがりに、あるいは寝る前にベッドの上で、感謝の気持ちを込めてほんの1分だけでも足の指を触ってあげるといいですね!
体勢は、一方の足を他方の太ももの上に乗せて行うのもいいですし、体育座りの状態でもいいです。
手の親指と人差し指で足の指を1本1本挟みながら、指の付け根から指先方向にスライドさせていきます。
ぐ~っと挟みながらゆっくり丁寧に伸ばします。
片方の手の親指と人差し指で挟んでも両手ではさんでもいいので、やりやすい方法で行います。
私が思うに、裏側の部分に力をかけるのが効果が高いと思います。
反らすことに意識を向ける感じです。
ついでに指の横の面も両側から挟んでスライドさせるとさらにいいです。
私はこれをやるとき薬指の裏側がかなり痛いです。
それだけ縮んで固くなってるということなので、日々、せっせとほぐすようにしたいと思います。
あなたも是非、毎日の習慣にしてみてくださいね。
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