エナメル質を大事にしよう

【CureHeal通信 第607号】2020/10/27

あなたは歯磨きの際、どれくらいの強さで歯ブラシを歯に当てていますか?

『歯ブラシは最大の凶器』


これは私が毎月通っているメンテナンス専門の歯科の先生の言葉です。

ゴシゴシと強く荒く(粗く)磨くことで自ら歯をダメにしている人が多いとのこと。

あなたが強さに関して意識せずに歯磨きをしているとしたら、その強さは「強すぎ」です。

相当意識しない限り、適切な圧よりも強すぎてしまいます。

エナメル質が削れてしまいます。

しかも普通のスーパーで売っている歯磨き粉には研磨剤が入っているので、なおのこと。

(歯磨き粉は不要です)


長く生きていると、歯と歯茎の間の隙間が大きくなって食べ物が詰まりやすくなってきますよね。

それは加齢のせいだけではありません。
誤った歯磨きを毎日毎日、何十年も継続してきた結果でもあるのです。

そのせいでエナメル質が削れ
・知覚過敏になる
・歯茎が下がる
・虫歯になりやすくなる

という悪循環。

それだったらよっぽどうがいだけのほうが良いかもしれませんね。


持ち方ですが、鉛筆持ちをすると力が入りにくいのでおすすめです。

やわらかい毛先の歯ブラシで、丁寧にやさしく動かしましょう。

大きく動かすと乱暴になりがち。
細かくです。

「歯磨きは難しい」

あなたがもし、そういうふうに思っていないとしたら、正しく磨けていません。

本気で自分の歯に向き合って本気で正しい歯磨き方法を追求している人は「歯磨きは難しすぎる」と感じているはず。

「難しい」ではなく「難しすぎる」です。

それでもちゃんと磨けていないのが現状です。
それほど難しいのです。

また、3分や5分で終わっているとしたら、それはちゃんと磨けていません。


歯は全身の健康とも密接につながっています。

最近は、認知症との関係性もクローズアップされてきています。

認知症専門医が教える! 
脳の老化を止めたければ 歯を守りなさい! 
長谷川 嘉哉 (著)

「認知症が気になりだしたら、歯科にも行こう」は、なぜ?
早田雅美 (著)

毎日無意識にやっているが故におざなりになりがちな歯磨き。

歯だけの問題ではないことをしっかり認識してください。


認知症との相関のことを知ってしまったら、いいかげんにやっているわけにはいきませんね。

いまいちど、ご自身の歯と真剣に向き合ってみてください。
一生真剣に向き合うべき課題です。

歯から健康になりましょう☆



横浜 Salon CureHeal 整膚セラピスト
堀紀久美
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