歯みがきは得意?
【CureHeal通信 第187号】2016/10/18
あなたは歯みがきは得意ですか?
得意な人はあまりいないと思います。
胸を張って「得意」と言えるのは、毎日30分以上自分の歯と向き合ってる人だと思います。
以前、歯みがきについての問題提起をしたことがあります。
まずは下のリンクから過去記事を見てください。
【CureHeal通信 第26号】歯磨きは難しい! (2015/03/31)
正しく行おうとすると歯みがきはすごく難しいのです。
この認識をあなたが持っているかどうかがあなたの口腔内環境の良さ(or 悪さ)に大きな影響を与えているといえます。
この認識がないとしたら、日々の歯みがきは形だけのものになっているでしょう。
また、たとえ認識していたとしても、夜寝る前の歯みがきが5分以内で終わっているとしたら、それは正しく出来ていない確率のほうが高いです。(これはあくまでも私個人の意見です。)
あなたが最後に歯医者に行ったのは何ヶ月前ですか?
半年以上 歯医者に行っていない場合は、いますぐ予約を入れるようにしてください。
たとえトラブルがないと思っていても3ヶ月に1度は通う必要があります。
(どんなに正しい歯みがきが出来ていても、歯の表面は歯ブラシでは取れない薄い膜ができてしまい排水溝のような状態になるので、それを専用の機械で取る必要があるのです。これは「バイオフィルム」と言うのですが、「バイオフィルムがほとんどの病気の原因」という理論もあります。)
2016年も残すところあと2ヶ月半。
年内に口腔内のメンテナンスを行い、日々のケアが正しいかどうかをチェックしてもらうことが今後のあなた全身の健康状態を良くすることにつながります。
歯医者選びも大事で、処置やクリーニングをしたら終わりではなく、日々のケアの方法を時間をかけて教えてくれる歯医者にかかるようにしましょう。
我流では正しい歯みがきをマスターすることは難しいのです。
歯ブラシの選び方、持ち方、当てる角度や強さ、動かし方などをしっかりと教えてもらって実践しないと、逆に歯や歯茎を痛めることになるからです。
また、バイキンだらけの歯ブラシを使い続けることで口の中を汚すことにならないよう、歯ブラシを月に1度は取り替えるといったことも常に意識する必要があります。
「歯みがきが得意」と言える状態になるにはおそらく3ヶ月から1年(以上)の訓練が必要だと思うのですが、そうなったらあなたの(老後の)健康寿命は確実に伸びます。
このメルマガを読んでくださっているあなたには、自信満々で「正しく歯みがきが出来ています」「歯みがき得意!」と言える状態になってほしいのです。
正しい歯みがきをマスターし実践し続けることは、5年後・10年後の身体の状態を(心の状態までも!) 今よりもいいものにすることにつながるのです。
私自身、意識し始めてから10年くらい経つのですが、まだまだ訓練中の身。
一緒に健康維持に努めましょう!
《参考記事》
【CureHeal通信 第183号】歯はみがいてはいけない !? (2016/10/4)
【CureHeal通信 第184号】FLOSS OR DIE (2016/10/8)
【CureHeal通信 第185号】食後はすぐに磨かない (2016/10/11)
【CureHeal通信 第186号】起床直後の口腔内はバイキンだらけ (2016/10/15)