施術をするということ

整膚

【CureHeal通信 第500号】2019/10/19

2015年1月からスタートしたこのCureHeal通信ですが、なんと今回で500回目です☆

最初から読んでくださっているかたも、途中から読んでくださっているかたも本当にありがとうございます。

《これまでのバックナンバー》
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◆2019年5月からの記事(このブログ

今は長生きする人が多い時代ではありますが、身体のあちこちに不調を抱えたまま生きていても人生楽しくありませんよね。

この世に生を受けたからには、どこにも痛みや不調がない状態でいつまでも生き生きと活動したいものです。

・そういう人が少しでも増えたら…
・そのきっかけになれたら…

という強い思いが500回続いた原動力となっています。


2人に1人がガンになる時代。

幼少の頃にガンで父を亡くし、私自身も20年前にガンの手術をしていることもあり、再発を防ぐためにはどうしたらいいかということを追求してきたという経緯も大きいです。

淡々と書き続ける作業は案外孤独なものなのですが、時折、

・「この前の記事のxxxを試してみたら調子よくなった」
・「xxxのことを親にも伝えたよ」
・「xxxについては気をつけるようになった」

といったコメントをいただけると、頑張って書いてきてよかったと思えます。

(自分に「これちゃんと実践しようね!」と言うために書いてるような回も結構あります)


さて、ここからが本題です。

私は、個人事業主として2014年から施術の仕事を始めました。

そして、ちょうど1年前に『整膚』という『引く』メソッドに出会ったのをきっかけに、それまでの『押す』メソッドをすべて封印しました。

このあたりのことは『社長の課外授業 神奈川県版 2019年春号』に掲載された中に詳しく書いています

この1年、整膚(引っ張る技術)を追求していく中で、それまでにはなかった自分の中の変化に気づきました。

施術中は瞑想状態になるということ。

そして、私自身が非常に幸せで気持ちがよくなるということ。

こんな変化に自分自身がびっくりしていた頃、OSHOの素晴らしい言葉に出会いました。

深く共鳴できる内容なので、ここでシェアさせていただきます。

マッサージとは、
学び始めることは出来るが、
決して学び終えることのないなにかだ。

それは、
何処までも続いていく・・・
経験は深まり、高まり続けていく。

それは、最も繊細なアート・・・
技術の一つだ。

テクニックの成熟度が問題なのではない。
それ以上に愛が問われる。

まず、テクニックを学んでごらん。

学び終えたなら、
テクニックを忘れ去ってしまいなさい。

そして、ただ、感じ、
感じるままに動いてごらん。

マッサージを深く学んでいけば、

その90%のワークは、愛によって為され、
10%は、テクニックによって為される。

ただ触れること、
愛を込めて触れることで、
身体の中の何かがくつろぐ。

その人を 愛し、慈悲を感じるならば・・・
相手の究極の価値を感じるのなら・・・

その人を
正さなくてはならない機械のように
扱うのではなく、

とてつもなく価値のあるエネルギーとして
扱うならば・・・

その人があなたを信頼してくれ、
自身のエネルギーと
戯れるのを許してくれたことに
感謝の念を覚えるならば・・・

あなたは、次第に
オルガンを奏でているかのように
感じられるようになる。

その人の身体全体が
オルガンの鍵盤となり、
その身体の中に
ハーモニーが築かれていくのを
あなたは 感じるだろう。

そして、
その人ばかりが癒されるのではない。

・・・あなたもまた、癒されるのだ。

 

人の身体に触れる時には、

あたかも神その人自身が
目の前に 横たわっていて、
あなたは神に仕えているかのように
祈りに満ちていなければならない。

全てのエネルギーと共に流れてごらん。

そして、身体が流れ、漂い、
エネルギーが新たなハーモニーを築くのを
目の当たりにすれば、

今までに感じたこともない程の
喜びが 感じられるだろう・・・

あなたは、深い瞑想の内へ落ちていく。

まさにこの世界です。

60分の施術の場合、3,000回から4,000回、絶え間なくクライアント様の皮膚をやさしく引っ張って戻して…引っ張って戻して…ということを続けます。

その時間は本当に鍵盤で音楽を奏でているような感覚です。

皮膚を介したクライアント様とのエネルギー交換。

クライアント様が気持ちよくなり、私も一緒に気持ちよくなり、お互いが楽になっていく…

互いが浄化されていくプロセスにも思えます。

 


施術中はこんな感覚になるのです。

押す施術を行なっていた頃にも少しは感じていましたが、引く施術を行なうようになってからは以前とは比べものにならないほど強く感じるようになりました。

静寂の中でクライアント様の皮膚を感じている時、私は深いトランス状態に入っているようです。

施術中にお話をしたいクライアント様とはもちろんお話をしますので、その時の気分でトランス状態の私 vs 話し相手としての私を自由に選んでくださいね。

 


CureHeal通信 500号という節目に、施術に対する今の私の気持ちをお伝えさせていただきました。

決して安いお値段ではないのに、私の施術を気に入って受けてくださるクライアント様には感謝しても感謝しきれません。

お値段以上の価値を提供させていただくよう努めています。

最近はありがたいことに男性のクライアント様も増えてきました。

お身体を触らせていただいていると、男性は『世間と戦っている』という印象を受けます。

やはり、強いストレスにさらされているのですよね。

癒しの時間はそんなかたがたには本当に必要なんだと感じます。

(もちろん女性のかたも☆)

私の施術があなたの癒しの助けになりそう…と思っていただけたら、是非、お声かけください。

整膚は私自身が動けなくなるまでずっと続けていきたいと思っています。



横浜 Salon CureHeal 整膚セラピスト
堀紀久美
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